自民党に投票してはいけない意外な理由

こんにちは。モデレートです。

7/21(日)の参院選が迫っていますね。

今回は、自民党の危険な点についてまとめてみました。

興味のある項目から、ぜひチェックしてみてください。

 

 

 

 

どうして自民党に投票するとまずいのか


この記事はどの党に投票するべきかではなく、どの党には投票してはいけないか、ということをお伝えするために書きました。7/21の参議院選挙では、賢明な判断をしてください。

 

1年前とは状況は違います。れいわ新選組など新勢力が台頭していますし、野党も文句を言うだけの集団ではありません。具体的な政策を野党が提起しながらも、首相が逃げ回っているだけなのです。

 

「野党は賛成ばかりして対案を出し続けている」が客観的な事実 – アゴラ

 

野党議員は「反対ばかり」か? 地道な追及で公取委も動かした辰巳議員の質疑をマンガで振り返る | ハーバービジネスオンライン

 

対立軸として、野党をもう一度だけ信頼してみませんか?

 

それに、自民党に投票してる人、実は少数派なんです。みんなが投票してるみたいだから、という理由で自民党に入れてきた方へ。いい機会ですから、考え直してみませんか?

 

f:id:getouttan:20190713165107j:image


一方、このまま思考停止で自民党に投票し続けたら、私たちは自由に物が言えなくなったり、政府の気まぐれで戦場に派遣されたりということが普通に起こるようになり、今まで当たり前に暮らしていた生活ができなくなることが十分にあり得ます。


選挙というタイミングを逃したら、私たちは基本的に政府に従うことしかできません。


まずは、7/21 の参議院選挙で、自民党への投票をやめませんか?


「自己責任」の方が無責任じゃない?


この貧困、自己責任だもの 格差認め自民支える若者たち - 2019参議院選挙(参院選) [「安倍政権支持」の空気]:朝日新聞デジタル

(2019年7月2日、Twitterでバズった記事)


Twitterでバズった朝日新聞の記事です。


あきらめ、自己責任論であふれているようですね。しかし、本当に生活が苦しい原因は自分自身にあるのでしょうか。


例えば、安倍政権は今年1月末の段階で「戦後最長の景気拡大」と言っていましたが、それはお得意の改ざんであることが後に発覚しました(自分の都合のいいように数字を書き換えて嘘をついた)。


もちろん、これは日本が国際社会から信用を完全に失うほどの大事件ですが、結局なあなあになった挙句、あたかも景気が回復しているかのようなていで今年10月の消費税増税を実施しようとしています。


消費税は富裕層も貧困層も平等に支払うため、相対的に貧困層の負担が大きくなる(逆進性)。


みんな疲弊してしまって政治のことまで意識が回らず、『結局今の政権が続くのなら、選挙に行く意味ってあるかな』(先ほどの記事より引用)という発想になります。

 


こうした発想は政権にとっていいカモです。それでは、日本が行き着くところを見ていきましょう。


みんな考えることをやめ、政権は言論を封じる


これから自民党が何をしようとしているか、実はニュースを注意深く見ているとわかってきます。いくつか、例をあげてみてみましょう。


①「恥を知りなさい」演説(2019.6.24)
 

三原じゅん子無双 神演説『恥を知りなさい!』 - YouTube

 

野党が内閣不信任案を提出したことに対して行われた演説です。この演説の中で彼女は野党に対して「恥を知りなさい」と恫喝。政権に対する批判を力ずくで封じ込めようとしました。これは、野党を支持している国民の声を封じることと同じ意味です。


(※ちなみに、彼女の演説は嘘だらけです。毎日新聞が詳しく記事を書いてるので、気になる方はチェックしてみてください。非難ゴウゴウの安倍自民「政見放送」をファクトチェック (2019年7月11日) - エキサイトニュース


テレビ朝日による忖度人事(2019.6.23)


(2ページ目)テレ朝が“忖度”人事か…安倍政権追及の経済部長を更迭|日刊ゲンダイDIGITAL


あとで詳しく話すのですが、「自民党改憲草案」は非常に危険なものです。そして、それを追及する番組など、政権に対して批判的な番組を企画していた有能なプロデューサーが左遷されました。


ネトウヨさんたちには「パヨク」(左翼)と呼ばれる朝日新聞の系列、テレビ朝日ですら、政権の圧力に屈してしまったようです。


政権に対する真っ当な批判が、許されない地獄の時代が確実に近づいています。

 


参議院選挙に、自民党の「怪文書」が登場(2018年6月〜)

 

 

f:id:getouttan:20190713151559j:image


自民党のトンデモ参院選資料に石破茂元幹事長が「怪文書だ!」(NEWS ポストセブン) - Yahoo!ニュース

 

これは今私が書いた落書きではありません(そうだといいのですが…)。このパンフレットを配布している「terracepress」というサイトは自民党の管轄下だと言われています。


つまり、政権を担っている与党・自民党が堂々と、他人への人格攻撃をし、誹謗中傷をしているのです。


野党批判という次元ではなく、個人への攻撃といっていいでしょう。


ショッキングなことですが、以上の3件はどれも、直近1ヶ月以内に起こった事件です。例をあげまくるのがこの記事の目的ではないので控えますが、調べてみていただくと枚挙にいとまがないことがお分かりいただけると思います。


今の自民党は昔の古き良き自民党ではありません。多様性を否定し、対抗勢力を徹底して敵とみなして人格否定し、批判を抹殺するカルト団体です。


「今まで自民党に投票していたから」という理由で、7/21の参議院選挙でも自民党に投票してしまうことは非常に危険です。


自民党が目指していること


自民党総裁かつ首相である安倍晋三氏は、事あるごとに「改憲」を叫んでいます。


それでは、自民党改憲によって何をしたいのでしょうか。それを具体的にイメージできるちょうどいい材料が、先ほども出てきた自民党の「日本国憲法改憲草案」(2012年)です。


具体的な内容と危険な点は以下の記事に詳しく書いたのでチェックしていただきたいのですが、ここにも大まかに内容を書いておきます。


①緊急事態条項

国際関係が緊張し、政府が非常事態として認識した段階から、内閣が国民のあらゆる権利を制限することが可能になります。


同時に、立法・行政・司法の三権が全て内閣に集中します。


わかりやすくいうと、どんな無茶苦茶な法律でも内閣の一存で作ることが可能になるのです。


戦前に、治安維持法という法律がありました。この悪名高い法律は有名ですが、特に危険なのが「予防拘禁」という制度が認められていたことです。


つまり、「何か犯罪を犯しそうだ」と警察に認識された瞬間、逮捕されます。


こんな無茶な法律が、現代の日本に復活する危険性が高いのです。


②権力を縛る憲法から、国民を縛る憲法


そもそも、憲法は権力者を縛るためのものです。国家に対して弱い立場に置かれる国民を守るために、権力者の行動に一定の制限を設けるためのものです。


それが、今回の自民改憲草案では正反対になっています。国民が権力者に対して従順になるよう、政府に対して批判的な意見を言えないような制度が盛りだくさんです。


詳しくは以下の記事をチェックしてみてください。

 

結局、自民党の改憲案って何がヤバいの?引用しながらまとめてみた - モデレートのブログ


③どんな人が憲法を変えたがっているのか

 

日本会議」というグループをご存知でしょうか。

現政権の閣僚20人のうち、16人が属しているグループですが、彼らの主張は以下の画像・動画の通りです。

 

f:id:getouttan:20190713155128p:image

 

f:id:getouttan:20190713155107j:image

 

f:id:getouttan:20190713155227j:image

 

 

この動画は必見です↓

国民の権利没収改憲ムービー 憲法改正誓いの儀式 - YouTube

 

 

自民党支持者の意見も聞いてみよう


①外交ができるのは、安倍首相では?


先月のG20サミット、お疲れ様でした。G20が日本で開催されるのは初、ということもあって、2日間大いに話題になりましたね。


うーん、ちょっと待ってください。話題になったあと、どうなりましたっけ?


結論は、何も進展しなかった、です。

正確にいうと、日本が抱える外交問題に進展がなかった、ですね。各国首脳に握手すらしてもらえていませんでした。悪い意味で、実力が諸外国に筒抜けです。


結果的に、直後に行われた米韓朝首脳会談では完全に蚊帳の外、本当にトランプさんと「100%共にある」のか疑問ですね。


不必要な量の武器を大量に買わされ、防衛費が肥大する一方でそれを困窮する国民の税金で賄う。


参院選を前に有権者へのアピールなのか、イランにも訪問しましたが複雑な中東情勢を勉強していない人間が理解できるわけがありません。結局、アメリカとイランの緩衝材にはなれず、余計関係を悪化させてしまいました。


北方領土に関する対ロシア交渉・拉致問題に関する対朝鮮交渉も進展なし。


残念ながら、「外交の安倍」という人物は蜃気楼だったと言わざるを得ません。


②日本の経済はアベノミクスで持ち直したよね?


先に述べたように、都合の悪いデータを隠し、勝手に改ざんする政権です。アベノミクスは実質、破綻しています。今景気がいいように見えても、問題を先送りしているだけなので実際には景気は良くなっていません。


ついでに言うと、雇用水準が上がっている(就活市場で売り手市場になっている)のは、景気が良くなっているからではありません。


単純に、人口ボリュームの大きい団塊の世代が定年を迎えて、その穴に少子化世代である20台前半の若者が収まっているだけです。


③野党には任せられないよ…


野党に関しては確かに、政権批判に終始して具体的な対案を出さないというイメージが定着しても仕方ない状況が一時期ありました。


しかし、最近では野党は対案をしっかり出しており、予算の出どころも指定し、国民の期待に応えようという気概がみられます。

 

「野党は賛成ばかりして対案を出し続けている」が客観的な事実 – アゴラ

 

野党議員は「反対ばかり」か? 地道な追及で公取委も動かした辰巳議員の質疑をマンガで振り返る | ハーバービジネスオンライン


また、例えば新しく結成された政治団体「れいわ新選組」は、多様性を否定し多数派・富裕層を徹底的に優遇する自民党に無視されてきたマイノリティーの方々を候補者として続々と擁立しています。


1年前とは状況は違います。対立軸として、野党をもう一度だけ信頼してみませんか?


このまま思考停止で自民党に投票し続けたら、私たちは自由に物が言えなくなったり、政府の気まぐれで戦場に派遣されたりということが普通に起こるようになり、今まで当たり前に暮らしていた生活ができなくなることが十分にあり得ます。


選挙というタイミングを逃したら、私たちは基本的に政府に従うことしかできません。


まずは、7/21 の参議院選挙で、自民党への投票をやめませんか?

 

みんなが投票しているから、という理由で自民党に投票してきたみなさん。

自民党に投票している人、実は少数派ですよ!

 

f:id:getouttan:20190713165107j:image